運転訓練@もてぎASTP
もてぎのASTP(Active Safety Training Park)で運転訓練をしてきました。
低ミュー路(摩擦係数は約0.3)のウォーターバリア避けが2時間、スリパリーコース攻略が1時間で、みっちり特訓できました。
サーキットを走るわけでもなく、ひたすら低ミュー路で色々試せるのはタイヤの摩擦円とか荷重移動のいい練習になります。路面のミューが低いから、Gの立ち上がりがゆっくりで、速度が遅いからタイヤの限界を感じられる時間が長いのがよいですね。
↑これは普通にブレーキの抜きだけで曲がったとき。
↑次はターンイン後にリアタイヤも積極的に使って曲がったとき。1本目よりもヨーが出てます。
↑最後はウォーターバリア1枚目の進入角度が悪く、舵角が大きくなってターンインの初期にアンダーステアが出てますが、リアタイヤのヨーを使って曲がったとき。無線でリカバリーと言われているのはこれ。
今回の運転訓練で分かったのは、やはり、ブレーキのお残しはゆるしまへんで、ということ。ブレーキを綺麗に抜けばブレーキなんか残す必要はないってことですね。残すべきはブレーキではなく、フロントの荷重。
そして、曲がるときはフロントだけじゃなく、リアも使うと安全かつ早く曲がれるということ。進入でちょっとミスってもアンダーステアを出しっぱなしにならない。これがブレーキ残しだとずっとアンダーなので、だいぶ楽かと。
機会があればまた行きます。