iMac でマルチディスプレイ

iMac の20インチモデルでマルチディスプレイ環境を試してみた.
iMac の背面を初めて見たときは,映像出力端子が見当たらなかったので,これはマルチディスプレイにはできないのではないかと諦めていたら,映像出力には一般的な VGA 端子や DVI 端子ではなく,mini-DVI という規格を使用している.ノート PC である MacBookPro には DVI 端子がついているのに,デスクトップ PC のiMac になぜ小さい端子を使い必要があるのか少々疑問.しかも,Apple 製の mini-DVI to DVI の変換コネクタが2520円と意外と高い.さらに,この変換コネクタは DVI-I ではなく,DVI-D なので,より汎用性がない.MacPro に付属の DVI to VGA の変換をかませて VGA 端子しかないディスプレイに繋ごうとしたら,その変換コネクタは DVI-I
なので物理的に入らないし….
インタフェースの部分では不満があったものの,iMac にディスプレイを繋げた後は快適に設定を行うことができた.ディスプレイを繋げると,自動で検出し,「システム環境設定」の「ディスプレイ」から配置や回転などの設定を行うことができる.今回の設定では,iMac の右に XGA のディスプレイを縦に配置した.こうすると1680×1050の iMac に768×1024のディスプレイが横にくるので高さ方向のピクセル数はほぼ同じになる.ディスプレイの配置は「調整」から行う.メニューバーの位置も設定できるが,両画面にまたがって表示することはできない.ディスプレイの回転は,サブディスプレイの設定窓の「回転」で90°,180°,270°が選択可能.回転後は解像度が小さくなるが,「解像度」の項目で最大解像度に選択可能.