初日の出暴走

今年の初日の出暴走は,風があまり強くないらしいという理由で,三保松原へ行った.毎年のことだが,寒いと分かっていながら,全く防寒対策をしていかないこの無反省っぷりはどうにかしたいものだ.

Miho-Matsubara - a set on Flickr
今年の初日の出で最も記憶に残っていることは,初日の出のプロに出会えたこと.
日の出時刻の20分ほど前といった時間だろうか.二人の初老の男が酒を交わしている.周りには日の出前のこんな時間から酒を飲んでいる人間などいないから,その姿を見た瞬間に,この二人の男がただならぬ者であることが容易に判別できる.海岸では,今年初の太陽がいつ顔を覗かせるのかをいまかいまかと不安そうな面持ちで待ち望んでいる一方,二人のテーブルの間には一点の迷いもなく予定通りに酒が進んでいる.と,ここで男の一人がコップの酒を飲み干し,それを静かにテーブルに置くやいなや,二人は申し合わせたように,殆ど同時に席を立った.日の出が,始まる.二人の間に会話は一切無かった.初日の出を生業にして40余年.全国津々浦々の初日の出を制覇してきた彼らには,日の出時刻が体に刻み込まれている.そして,二人が浜辺が出てくると,程なくして太陽もまたその姿を現した.辺りに歓声や拍手が起こる.ふと彼らの方を振り返ると,そこにもはや彼らの姿はなかった.すでに先ほどのテーブルにつき,さっきの続きを始めている.初日の出のプロには我々素人とは違い,その行動において少しの無駄も存在しない.来年も彼らは日本のどこかで初日の出を見るのだろう.初日の出師の朝は早い.(CV:千葉繁
というしょうもないことを考えた.元ネタは立喰師列伝

EP3にGTウィングを,ということだったので,調べてみたら10万もするのかー.Forbiddenしかもこの取って付けた感がなんとも言えない…
今回の旅行で夜の環八は速いということを教えて貰ったので,実家からの帰りに早速使ってみた.早い,早すぎる.まさか1時間40分で帰れるとは思わなかった.